令和日本の経理職

【パワハラ上司の撃退法】 仕事は真剣勝負「舐められたら終わり」だぞ! 

YouTubeで見る「社畜」動画


最近、晩酌のお供に「社畜OL ちえ丸」という”YouTube動画”を見ています。
※社畜とは「会社」と「家畜」を合わせた造語です。

20代半ばの営業ウーマンの日常を撮影したVlog(ビデオログ)ですが、これが面白い。

プライベートは非公開なので、氏名も会社名もわかりませんが、上司のパワハラがスゴイ。本当かどうかわかりませんが、こんな感じです。

「てめぇ、仕事舐めてんのか。ぶっ殺すぞ!」
「会議の資料明日までだぞ、できなかったら絞めるぞ!」
「契約とれるまで会社帰ってくるな。この穀つぶし!」
「何回同じこと言わせるんだ。ゴメンナサイで済んだら、警察いらねーだろうが!」

リアルなパワハラ上司の激詰めです。

幸いにも私は事務系だったので、こうしたタイプの上司には遭遇していませんが、販売主体の会社とか営業の部署にはたくさんいるらしいです。

パワハラする人はたくさんいる


ぶっちゃけ、世の中にはパワハラする人はたくさんいます。

特に、製品やサービスを販売することを主体とした会社が危ない。○○住宅販売、××自動車販売といったような、大手メーカー系列の販売会社の類です。

他に金融系も危ない。証券、生保、損保なども金融商品を売ることで会社が成り立っているので営業ノルマがきついです。

これら以外であっても、会社には必ず営業部門があります。ぶっちゃけ、君が営業マンならパワハラ上司に遭遇する確率はグンと上がります。

そうですねー。程度の違いはありますが、ほぼ100%遭遇するでしょう。

私だったら逆切れする


この上司、馬鹿なの?」それとも「頭がおかしいの?

こうした上司に遭遇したら、最初は反論なんかしません。ハイハイと低姿勢を貫きます。しかし、こういう部下対応が何度も続いたら、そのうち絶対に逆切れします

この点に関しては自信があります。やり方は、こうです。

私「課長、お話があります。ちょっと、別室によろしいですか?」などど、他の社員の前では丁重に接します。なんとか二人きりの環境をつくります。そして、別室で二人きりになったら、おもむろに態度を豹変させます。

私「てめえ。大概にしろよ。課長だか何だか知らないが何様だ」「ちょっと早く生まれて年功序列で出世しただけだろが(怒)」「偉そうにすんじゃねぇ! 月夜の晩だけじゃやねえんだぞ(怒)」といった感じですね。

二人きりの状況をつくってから、脅すところがポイントです。

銀行員のように、相手が「高学歴のエリート」ほど効果があります。下品な言葉使いで逆切れされたことがないので効果抜群です。

上司と部下といったって、所詮「仕事になったらタイマンの真剣勝負、舐められたら終わり」です。

これは上司と部下だけでなく、親子や友人など、人間関係全般に言えると思います。

たとえば、子供が反抗期で、母親に暴言を吐く場合などもそうです。

押し込んでくるタイプに対して、抵抗せずに黙っていると、どんどん事態が悪化します。適当な頃合いで、軽くブチ切れてみせると「ピタリ」とおさまります。

喧嘩は、気迫と気合で上回ったほうが勝つのです。

イジメられるタイプは決まっている


子供の頃を思い出してみてください。イジメられるタイプって決まってますよね。

大人しくて、気が弱く、何をしても反撃してこないタイプです。

職場でも、こういった社員がパワハラ上司のターゲットになります。

知人に上司を脅した人がいる



私の知人に、実際に上司を脅した人がいます。名前をMさんとしましょう。

Mさんは40歳くらいのときに、東証1部上場”大手警備会社”の横浜支店で、営業マンとして働いていたそうです。

そこの支店長が、とにかく怒鳴る人で、支店の全員が日々ビクビクしていました。

あるとき、Mさんは支店長の机の前に立たされ、30分ほど説教されました。

すると突然、Mさんは5本の指を開いて右手を突き出し、支店長の話を止めます。

Mさん「支店長、私が車のトランクに”何を積んでいるか”知ってますか?

支店長「知らん、何を積んでいるんだ」

Mさん「いつもスコップを積んでます

支店長「お前、なんでスコップなんか積んでるんだ?」

Mさん(ドスの効いた声音で)「”気に入らないやつを埋めるため”に決まってるじゃないですか

{シーン、突然の静寂。支店長が固まった……)

支店長は口を開けたまま、茫然自失。Mさんは静かに自席に戻ったそうです。

おかげで、それ以降Mさんにだけは、説教がピタリと無くなりました。

私はMさんに聞きました。「それ本当に言ったの?

Mさん(平然と)「あぁ、言ったよ」「庭いじりに使うから、スコップ積んでたんだ(笑)

まぁ、この方法が良いか悪いかはともかく。

上司と部下といったって「仕事になったらタイマンの真剣勝負、舐められたら終わり」です。

後日、支店長は東京本社に行ったとき、この件を会社中に言いふらし、Mさんは一躍有名人になったそうです。

東証1部上場企業のサラリーマンで、上司にこんなこと言える人います?

Mさんスゴーイ! パチパチ(拍手)!

根本的な解決策

私は、サラリーマン時代にイジメられた経験がほとんどありません。

仕事は人並み以上にやっていましたし、何より「逆切れするタイプ」だと思われていたからもしれません。

20代で事務職についた初年度、1度だけイジメらしきものがありました。初めての職種で「戦闘力ゼロ」状態。まるっきり仕事ができませんでしたから、仕方ありません。

そのときの上司は大声こそ出しませんが、イヤミをネチネチ言うタイプだったのです。

この野郎、いまに見てろよ」「仕事ができるようになったら、必ずぶん殴ってやる」と思いながら働いていました。

ところが、2年程経って仕事ができるようになると、その相手が「手のひら返し」です。なんと、私に敬語で接してくれるようになり、ぶん殴れなくなってしまったのです。

つまり、パワハラ問題の根本的な解決策は「仕事ができるようになる」ことです。他にはないでしょう。

どんなパワハラ上司でも、いや「パワハラ上司であるほど」、仕事ができるようになったら180度態度が変わります。

なぜなら、上司だって同じように、部門や課としてのノルマを課されているのです。

営業職で、部下が毎月ノルマを達成してくるのですから助かります。褒めることはあっても、雷を落とす必要なんてありません。

逆に、仕事ができなければ、40歳になっても50歳になっても、永遠に罵倒され続けます。

とにかく、何とかして、早急に「仕事ができる人」になるしかありません。

民間企業の営業部門とは、そういう場所なのです。

君が「新人のプロ野球選手」だったら

こうしたことは、新人のプロ野球選手を考えてみると理解しやすい。

ドラフト会議で指名され契約したら、年俸1000万円くらいで、3年くらい契約してもらえます。

しかし、3年経っても打てなかったらクビです。投手で勝てなかったらクビです。

でも、打てるようになる、勝てるようになったら、年俸は倍以上の2000~3000万円になります。

これってサラリーマンも同じなんです。

新卒の営業マンとして「戦闘力ゼロの状態」で働き始め、年収300~400万円でしょう。怒鳴られながらも我慢して働き始めます。

3年たっても営業ノルマを達成できなかったら、怒鳴られます。3年どころか10年たってもノルマ達成できなかったら、怒鳴られ続けます。

ところが、ノルマを達成できるようになった、立派なチームの戦力「レギュラー」です。

上司から褒められこそすれ、怒鳴られることはありません。チームのレギュラーとして大切に扱ってもらえます。

そのうえ転職市場では「倍の給料」で評価されます。新人で戦闘力ゼロなのに年収300~400万円はもらっていたはず。3年経って一人前の営業マンになったら、転職市場では年収600万円のオファーがきます。

つまり、あなたはミニ「プロ野球選手」なのです。

問題は、どうやったら「最短の期間」で一人前の営業マンになれるか、その「方法論」だけです。

パワハラ上司問題の解決策は
仕事ができるようになること!
これ以外にはありません